5月17日(土)に新宿・小田急ハルク前にて「日本皮膚科学会のガイドライン改訂を目的とする署名運動」を宣伝しようとチラシ配布をしてまいりました!

●アウェーな「新宿」でアウェーな「署名」

参加者はatopicのスタッフ3名と有志の方々7名。
集合時間の朝10時。
最初に現れたのは、昨年atopicの忘年会に参加してくださった女性で、その時から「私にできることがあったら」と言ってくださったTさんでした。
彼女の笑顔を見た時、私は不思議とほっとしました。。有難い。。の一言です。

その後、続々と有志の皆さんが集まりました。
アトピーフリーコムという団体のスタッフのUさん、茨城で行われた講演会からいろいろなイベントに参加してくださっているAさんでした。男性陣が来ると安心しますねー。

私が夜なべ仕事で作ったタスキを皆でかけ、いざ、「アウェーな都会 新宿」へと挑みました。
しかし、私が悪化したときの写真をのせたボードには皆無言。。。その意味もよくわかっていました。。私も挑戦でした。
IMG_3889
参加するメンバー全員がそうだったと思いますが、「路上でチラシ配布は初めての体験」です。どのようにすればいいのかもわからないまま、歩いてくる人たちに思い思いの言葉で「チラシ」を渡してゆきます。
shomei2

しかし、不思議なもので「チラシを受け取ってくださる」方というのは、なんとなく直感でわかります。また、受け取ってくださらない方もわかります。笑
アウェーな中でも、少しずつですがチラシを配ることができました。

それから、atopicのスタッフのOさんやMさんと、若手弁護士のKさん、Aさんが誘ってくださった群馬のMさんもいらっしゃいました。
そこに、なんと鴻巣のM先生も加わりました。そして、当日にイベントを控えていたアトピックのMさん(アトピーっ子育児の会代表 http://ameblo.jp/atoiku/)と愛娘Sちゃんも様子を見に来てくださいました。また、その集まりに参加する予定というお母さんとそのお子さんも来てくださいました。

しかし、チラシ配布は思うようにはいきません。
昼食時に午後に向けての作戦会議。
お昼からアトピーフリーコムのKさんも参加。久々の再会でとてもうれしかったです。

「キャッチフレーズを作りボードに貼ってみよう!」
ということになり、M先生を含めて皆で考えました。
「塗り薬が悪くなる ステロイドが効かなくなる アトピーを知っていますか?」というものが完成。オレンジ色が好きなOさんが書いたのでステロイドとアトピーがオレンジ色。
手書きの味わいもあって、いい雰囲気です。

●「思い」が「思いを呼ぶ」

午後。予想だにしなかったサプライズがありました。
TBSのNEWS23の撮影クルーの皆さんがいらっしゃったのです。

実は、山口医院の漢方クリームの事件を取材していた記者さんからアトピックに問い合わせがあり、「患者さんを取材したい」と言われてご紹介したのですが、患者さんの撮影がNGになり、急きょアトピックの遠藤さんが代表をつとめる「アトピーっ子育児の会」が取材を受けることになりました。
その流れで、遠藤さんの計らいで署名運動も取材に来てくださったのです。

「お忙しいだろうから、難しいのではないかな。。」と思っていたのでびっくり。
とても有難くて、涙が出そうになりました。

次第に、カメラの効果か道行く方々も足を止めてくださるようになりました。

私は思わず「アトピ患者に治療選択の自由を!」と声を張り上げ、ボードを持ってました。
すると、アトピックスタッフのOさんも一緒に声を出してくださり、少しずつですが署名をしてくださる方が増えていきました!(署名は禁止されていますので、チラシの配布がメインですが、通行の妨げにならない場所で署名をしていただきました。)
10294473_773462759360511_3860622855350479910_n
「誰もお手伝いに来ないかもしれない」「誰も署名してくれないかもしれない」
と思っていたのに、こんなにいろいろな方が協力してくださるなんて。。。
昨年と一昨年の忘年会にそれぞれ参加してくださったSさんとNさんもかけつけてくれました。
Nさんはフェイスブックを見て忘年会に参加してくださった方で、Sさんは東京講演会のお手伝いもしてくれています。

その後も、続々と色々な方が署名をしてくださいました。
遠くにいるバスの運転手の方、遠くにいるバスを待っている方々も気になっているご様子で私たちの方を見ていきます。

知らぬふりをして足早に去っていく人たちも、私たちの声に耳を傾けボードを見てゆくのがわかりました。
そんな人の中から、いったんは通り過ぎても、また戻ってきて署名をしてくださる方もいました。
そして、すぐに署名をしてくださったり、話を聞いて納得して署名をしてくださったりといろいろでした。
そして、有志の皆さんと色々と話をしてゆくのです。長い方だと20分以上話し込んでいる方もいました。
あとで聞いたことですが、署名をしてくださった方の中には、ご家族や知人ご友人にアトピーの方がいたり、ご自身もアトピーで悩まれた経験をした方が署名をしてくださったそうです。自分の周りにいるアトピーの方のことを思って署名してくれている、痛みを解る方が署名してくれているのです。

しかし、それ以外の方もいました。
同じくチラシ配布をしていたTOEICのスタッフの方々は、Oさんの声と笑顔に引き寄せられるように署名をしてくださいましたし、バスを待っていたご婦人は「大変だね、頑張って」と言いながら署名をしてくださいました。
IMG_3900

足早に去っていくだけに人の流れの中で、私たちは必死に自分たちの声を届けようとし、それを受け取ってくださる方がいた。

この事実が、何よりも嬉しくて有難くて、またこれからの活動の支えになることは間違いないと思います。

そして、最後にまたサプライズが。
atopicの大阪の講演会に参加してくださった女性が(ご実家が大阪で自宅は神奈川)わざわざ署名を行いにいらっしゃったのです。
HPで署名運動の事を見て駆け付けてくださったとのこと。
「なにかお手伝いできることがあったら」
とおっしゃってくださいました。

夕方になって、人も足早に去っていきそろそろ片付けようかと思った時、一人の男性が声をかけてくださいました。なんでも、ご友人から署名運動のことを聞いたとのこと。
この方もご自身がアトピーで大変な思いをされたとのことで、これも素敵な出会いでした。
また、後日談ですが署名をしてくださった方からメールにてご連絡があり「自分の体験を誰かに伝えることが出来たらと思っています」と書いてありました。

一日で様々な出会いがありました。
これも参加してくださった有志の皆さんが思いを行動にして私たちと一緒に活動してくださったおかげだと思います。
人の「思い」というのはものすごいエネルギーを生み出すことができ、それを誰かが受け取ってくれる。
そのことに気付かされました。

●小さな声も手をつなげば「大きな声に」

結局、TBSのニュースには署名活動のことはとりあげられませんでした。
私たちの声はマスコミには届かなかったみたいですが、テレビ局の方もわざわざ撮影にまで来てくださり私たちの話を聞いてくださっただけで大きな一歩だと思います。
署名は結果的に49件集まりました!ネット署名と合わせて現在の署名数と皮膚科医の先生や多くの方が集めてくださった署名と合わせて「5月20日現在4045」集まりました。
小さな声でも、横につながっていけば「大きな声」になる日がくる。
そのことに気付いたことが今回の大きな収穫でした。
また、引き続き各地で署名運動を行ってまいります!
引き続き応援をよろしくお願いいたします。

※署名はatopicHPのTOPページ「atopic署名運動事務局」のアイコンをクリックしてください。

http://atopic.info/

atopic伊藤愛子