脱ステロイド、脱保湿、脱プロトピック療法 を行っている佐藤健二先生のブログ
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          第1回 アトピー勉強会

テーマ: ガイドラインによるステロイド離脱療法について
内容:日本皮膚科学会アトピー性皮膚炎診療ガイドラインによると、アトピー性皮膚炎に対する第一選択治療はステロイド外用薬である。

①このガイドライン治療法に大きな影響を与えた根拠(エビデンス)となる論文のデータを公正に検討する(下記の表)。
②上記ガイドラインがこの論文から受けた歪んだ影響を検証する。
③ガイドラインもステロイド離脱できることを望んでいる。しかし、ステロイドバッシングに影響されて、医師がガイドラインの間違った受け取り方をしていることを明らかにする。
④脱ステロイド・脱プロトピック・脱保湿療法の詳しい説明と今後行いたいと思っておられる方との質疑応答。
⑤ステロイド外用薬使用を望まない治療を一般の医師に実践していただくために何をすべきかを一緒に考える。

講師:阪南中央病院皮膚科 佐藤健二
日時:2011年12月3日(土)、14:00-17:00 途中休憩を入れます
場所:阪南中央病院 講義室(2階)、約50名収容可
最寄駅:近鉄南大阪線 布忍(ぬのせ)駅から徒歩10分
    地下鉄御堂筋線 北花田駅あるいは新金岡駅からタクシーで10分
    http://www.hannan-chuo-hsp.or.jp/access/index.htmlをご覧ください
参加:無料。予約はできません
お問い合わせ先:インターネット(パソコンのみ)で steroid_withdrawal@yahoo.co.jp
        電話で 佐藤小児科 072-281-0215

資料:以下の①②③を使用。できれば前もってお読みください。近々資料を追加。
 ① アトピーガイドライン’ Ⅰ初めに、Ⅱ病態、Ⅴ治療の1と2の(1)と(2)
    http://www.kyudai-derm.org/part/atopy/pdf/atopy2009.pdf#search=’皮膚科学会
 ② 日本皮膚科学会 皮膚科Q&A http://www.dermatol.or.jp/qa/qa1/
    Q10 ステロイド外用薬を止めるときにはどのような注意が必要ですか
    Q13 どうしてもステロイド外用薬をつけるのが怖いのですが? 
 ③ 佐藤のブログhttp://steroidwithdrawal.web.fc2.com/sennseiburogu.htmlの
   2010.12.13、2011.1.24、2011.2.6、2011.2.27の日付のもの。古江論文批判1-4
 ④ 表:古江増隆 アレルギー・免疫 2004;11:16-23の表3を改変
     6か月のステロイド治療。治療前後の重症度の変化(表の見方:乳児期、治療前軽症は83名で、治療後重症1、中等症6、軽症76に変化。治癒者は無し)

  治療前  乳児期       幼小児期        思春期成人期
        最 重 中 軽   最  重  中  軽  最  重  中  軽 
治 最重症              3   2         15  2
療 重症     8     1   5   27  3       6  65  6
後 中等症  2 9  41 6    5  44  155  11   7   58 161   4
  軽症      6  57 76   1   17   141 117   2  21 92  64
  治
  合計    2 23  98 83  14   90  299 128  30  146 259 68