脱ステロイド、脱保湿、脱プロトピック療法 を行っている佐藤健二先生のブログ
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第1回アトピー勉強会資料2

Posted by 佐藤 健二 in 講演会

ステロイド外用薬の副作用に関するガイドラインの記述
2009年ガイドライン
・外用回数が少なければ副作用は少ない 1525左(頁と左段か右段を示す)
・ベリーストロングクラスを1日5-10g程度の職外用量で開始し、症状に合わせて漸減する使用法であれば、3か月までの使用では一過性で可逆性の副腎機能は生じうるものの、不可逆性の全身的副作用は生じない 1525右
・近年しばしばみられる成人患者の顔面の紅斑性病変の多くは、掻破などを含むステロイド外用薬以外の要因に起因するものであるが、局所の副作用の発生には注意が必要な部位であり、処方に当たっては十分な診察を行う。1525右
・ステロイド外用薬に対する誤解(ステロイド内服薬の副作用との混同、およびアトピー性皮膚炎そのものの悪化とステロイド外用薬の副作用との混同が多い)から、ステロイド外用薬への恐怖心、忌避が生じ、コンプライアンスの低下がしばしば見られる 1525右
・密封外用療法ではリンデロンV軟膏の10gの外用、単純塗布ではその20gの外用が、副腎機能抑制を生じうる1日外用量である 1526左
・ステロイド外用薬を適切に使用すれば、日常診療における使用量では、副腎不全、糖尿病、満月様顔貌などの内服薬でみられる全身敵副作用は起こり得ない 1526左
・局所的副作用のうち、ステロイド痤瘡、ステロイド潮紅、皮膚萎縮、多毛、細菌・真菌・ウイルス性皮膚感染症などは時に生じうるが、中止あるいは適切な処置により回復する 1526左
・ステロイド外用薬の使用後に色素沈着が見られることがあるが、皮膚炎の鎮静後の色素沈着であり、ステロイド外用薬によるものではない 1526左
・まれにステロイド外用薬によるアレルギー性接触皮膚炎が生じうるが、そのさい、機材や添加物による背触皮膚炎にも注意する 1526左
・1936年にアトピー性皮膚炎のおよそ10%に若年性の白内障が発症する。白内障の合併は、ステロイド外用薬の副作用と安易に診断されることがあるが、ステロイド外用薬登場後もアトピー性皮膚炎における白内障合併率に大きな変化がないことから、アトピー性白内障は独立疾患として対処しなければならない 1530左

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