脱ステロイド、脱保湿、脱プロトピック療法 を行っている佐藤健二先生のブログ
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3/21アトピック講演会(大阪)報告

3月 22nd, 2014 | Posted by 佐藤 健二 in 講演会

皆様

 3月21日の大阪講演会のご報告をさせていただきます。
 当日は、3連休の初日の金曜日ということもあり、超満員とまではいきませんでしたが、120名ほどの参加がありました。子ども編と大人編の2部制にしたので、ゆったりと話を聞いていただけたと思います。可能な限り2部制を続ける方がいいように思います。講演者の前にタイマーがありましたので予定時間はほぼ守られていました。そのため、運営は大変スムーズでした。
 第1部で、藤澤重樹先生は「ステロイドはなぜいけないのか? エビデンスから解るその理由」、佐藤美津子先生は「赤ちゃんのアトピーは自然に治ります」と題して講演した。両者共に、ステロイドを使わない治療をすると、ステロイドを使わなかった子供よりステロイドを使った子どもの方が治癒まで長時間かかると自分のデータで説明がありました。後者の講演の中には、赤ちゃんのアトピーの治療には食事が重要と説明がありました。栄養士の渡辺雅美先生は赤ちゃん用の食事では、バランスの良いことと少しだけ薄味だがおいしい味付けをすることを強調された。
 患者体験談では、ステロイドを止めるといったんひどくなるが必ず良くなるから頑張るように、との呼びかけがありました。また、きらきら星での対話やmixiなどでの励ましあいが大変有効であることを強調されました。会場ではもらい泣きがみられました。
 第2部では。佐藤健二により、アトピー治療について今と昔の比較がされ、ステロイドの無い頃の方が良い治療成績であることが紹介された。今の治療成績の悪化はステロイドの使用によると説明があり、その治療方法である脱ステロイドと脱保湿療法が詳しく説明された。
 成人患者体験談では、ステロイドだけでなく保湿も止めて良くなったこと、いったん脱ステロイド脱保湿で良くなったが、安心して保湿をすると再悪化することが紹介された。また、「ステロイド外用剤を使用しないという選択肢が無いのはおかしい」と今の治療環境の異常さの指摘がありました。
 質疑応答では、余り個人的な質問はなく、講演内容の質問が多かったように思います。大阪では近くに受診できる所があるからでしょうか。
 今回の講演会には東京からIさんとEさんが応援に来てくださいました。遠路はるばるご苦労様です。大阪近郊からは多くの方が応援に駆けつけてくださいました。ありがとうございます。
 懇親会では、多くの方が和気あいあいと話をされていました。二次会で私は少し飲み過ぎて、眼鏡入れを忘れて帰ったようです。眼鏡はポケットに残っていましたが、残念。
 今回も大成功でした。皆様ご苦労様でした。

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