脱ステロイド、脱保湿、脱プロトピック療法 を行っている佐藤健二先生のブログ
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皆様

下記の講演会が開かれます。ふるってご参加ください。

第171回 阪南中央病院 健康教室

日時: 2017年8月26日(土) 14:00~ (13:30受付開始)

場所: ゆめニティまつばら 3階多目的ホール (近鉄南大阪線 河内松原駅下車1分)

講師: 佐藤健二 (皮膚科部長)

講演題:アトピー性皮膚炎 ~新薬開発中の宣伝につけても、ステロイドが問題であることを強調したい~

参加費:無料

2016年版日本皮膚科学会アトピー性皮膚炎診療ガイドライン前文には、ガイドラインに従わなくてもいいような表現があります。これが公表された後1年もたたない間にステロイドの副作用の記載の全くない、一般皮膚科医向けの、ステロイドを使う教育的文章が印刷されました。その一方で、7月19日付朝日新聞の生活欄の「医療(アトピー 薬塗り続ける新治療、見えない炎症抑え再発予防)」に出ているように、プロアクティブ治療ですべてが解決し、現在開発中の薬物でさらに問題が少なくなるような宣伝がなされています。現実の臨床の場では、相変わらずステロイドやプロトピックで悪化した重症患者さんが増えている印象があります。アトピー性皮膚炎治療の原点について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。ふるってご参加ください。

ご無沙汰いたしております。
早速ですが、40回、群馬講演会のご案内をさせていただきます。ひろめていただけるとありがたいです。
2017年9月17日(日)
13:00-16:30
群馬県高崎市総合福祉センター たまごホール 定員300人 (キッズスペース有り)
講演者:水口聡子、佐藤美津子、佐藤健二
詳しくはチラシをご覧ください。下(gunma)をクリックして下さい
gunma

皆様

南国の晴れ渡った空を見ながら宮崎空港から会場へと急ぎましたが、途中、少し車の渋滞がありました。ニトリのある所では特に休日はこむとのこと。少し焦りましたが、すぐに不安は解消、スムーズに車は動き出しました。会場に着くとatpeaceの人々を中心ににぎやかに会場の準備がなされていました。
開場の12:15には参加者はパラパラでした。しかし、講演が始まる時には準備していた席では不足し、追加のイスを用意しなければならないほどの盛況でした。atpeaceの方々の広報活動が実を結んだ形です。
菊池さんと遠藤さんの参加で会が引き締まっています。
講演は、藤澤重樹先生、佐藤美津子、佐藤健二でした。今回、都合で水口先生の講演は取りやめになりました。いつもの講演内容でした。
体験談は大人については子どもアトピーを大人から見た報告と菊池さんの体験談です。子どもについては、藤澤先生のご指導と赤い本に従って自分でなされた報告と、遠藤さんの子どもさんの話でした。
質疑応答では幾つかの質問が出され、活発な討論がなされました。前もって質問用紙に記した紙を持ってきていただいた方もいらっしゃいました。
今回素晴らしかったのは、現地の小児科の先生と耳鼻科の先生が参加してくださいました。参加の依頼をした先生と脱ステロイド中の先生でした。また、医学部の学生さんも一人参加されました。医師の間に拡がっていけばありがたい話です。
講演会の後の懇親会もワイワイと楽しく盛り上がることができました。
この土地のatpeaceのように、各地域で脱ステロイドの会が立ち上がってくれると大変強い力になって行くと思います。

皆様ありがとうございました。

佐藤健二