脱ステロイド、脱保湿、脱プロトピック療法 を行っている佐藤健二先生のブログ
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皆様

以下の講演会がございます。多数ご参加ください。

(東京)7/17(日)アトピー性皮膚炎講演会 
  現代のアトピーを考える
ステロイドや保湿剤を使わずに
自然治癒力を最大限利用して治す

日時:2011年7月17日(日曜日)12:00-16:40
場所:新宿区:牛込箪笥区民ホール(2-3階)
   東京都新宿区箪笥町15番地
   電話:03-3260-3421
最寄駅:都営地下鉄大江戸線「牛込神楽坂駅」A1出口徒歩0分
     営団地下鉄東西線「神楽坂駅」2番出口徒歩10分
参加費:無料
申し込み:不要、直接会場へお越しください
定員:300人

講演内容
第1部 乳・幼・小児のアトピー性皮膚炎
 藤澤重樹:赤ちゃんや子どもの時こそステロイドを使ってはいけない
       --急いで治さないと治らなくなるはウソ--
 佐藤美津子:小児にステロイドを使わないアトピー治療と食
 隅田さちえ:簡単、皮膚を育てる育児のひけつ
第2部 成人型アトピー性皮膚炎
 佐藤健二:成人型アトピー性皮膚炎は、ステロイド依存を伴ったアトピー
        脱ステロイド・脱保湿で治そう
 水口聡子:ステロイド外用剤によるアトピー性皮膚炎の経過、その色々
 安藤直子:アトピーを脱ステロイドで克服した患者からの提言
第3部 討論会
 患者様とお母様からの提言 3名
 質疑と討論

主催:ステロイドを使用しないアトピー治療研究会
後援:アトピーフリーコム、アトピーっ子育児の会、埼玉アトピーの会
お問い合わせ先: towayo@aioros.ocn.ne.jp

6月12日(日)アトピック第16回アトピー性皮膚炎講演会(和歌山)
 時間:午後1時―5時
 場所:和歌山市男女共生推進センター 6階  TEl:073-432-4704
 住所:和歌山市小人町29番地 あいあいセンター 定員153名(予約不要)

ほとんどの皮膚科医と小児科医はステロイドを塗らないとアトピーは治らないと説明する。これには根拠がないことと実際はステロイドやプロトピックを塗るから治らないようになっていることを示します。福島の原発問題でも官制の学者は怪しげなことばかりを言います。アトピーでも同じです。このようなことを知って、将来の子どもたちに安全な治療環境を作りましょう。

詳しくは
アトピックホームページ 
あるいは
mixi 脱ステロイド・脱保湿療法 
をご覧ください。

第91回 阪南中央病院 健康教室 2011.4.23
「アトピー性皮膚炎の治療について」のご報告

豪雨の中、定員80名の所78名の参加がありました。最も遠くからは静岡県から来られました。既に報道されていますが、どういうわけかお茶のサービスがありました。私は多少脱水だったので2本飲ませていただきました。スライド原稿のコピーも色刷りで、筆記用具のボールペンも配られました。サービス満点でした。病院職員である私が言うのも変ですが、お世話下さった健康教室の皆さんにお礼申し上げます。

話の内容は、まず、ガイドラインの簡単な説明とガイドライン作成者の論文(Brit J Dermatol 2003; 148: 128-133, Furue et al)の説明をしました。後者については、6か月のステロイド治療で、1200人強の人々の重症度がどのように変わったかについてです。誰一人として治癒したものは無しです。62%の人は同じ重症度か悪化で、改善したのは38%です。

次に、ステロイド治療で治りにくい理由の説明をしました。治りにくいアトピー性皮膚炎は、本来のアトピー性皮膚炎とステロイド依存性皮膚症(=外用ステロイドの最も重大な副作用)の合併した状態で、ステロイドの依存性にステロイドを外用して抑えようとするため依存性を深めていき、いつまでたっても治らないと説明しました。この状態からの離脱には脱ステロイドと、ステロイド依存性に併発する保湿依存症を治すための脱保湿が必要です。ステロイドを使わずに治療すれば、アトピー性皮膚炎は怖い病気でないことが分かっていただけます。なお、脱ステロイドや脱保湿は、サプリメントを少し飲むという様にちょっと何かをしたら苦も無く良くなるという治療ではなく、大変厳しい治療であることを知っておく必要があることを強調しました。
また、アトピー性皮膚炎の治療で問題となっているアレルギー説についても、根拠を示してアトピー性皮膚炎がアレルギーで起こっているのではないことを説明しました。また、佐藤小児科のデータを示して、ステロイドを使用しなくても幼児の顔面の湿疹は治ることと、ステロイドを使った人より使わなかった人の方が早く治ることを示しました。外用ステロイドは意外な所に作用していることや、免疫抑制剤であるプロトピック(外用)とネオーラル(内服)はけっして使わないよう勧めること等を話しました。

質問も時間いっぱいありました。低蛋白血症・低ナトリウム血症などを示す乳児の治療、水分制限の方法、引きこもりから逃れる方法、炎症後の色素沈着、などです。

この講演会で感じたことは、標準治療は皮膚科医や小児科医が述べるように患者を治癒に持って行くことの難しい治療法であるということを患者自らが勉強して知る必要があるのではないか、ということです。この講演に使用した古江氏の論文の重症度の変化については、それを整理してインフォームドコンセントに載せ、それを基に自分たちの希望する治療をしていただくようにするのがいいのではないかと思います。

4月23日(土)第91回阪南中央病院 健康教室 「アトピー性皮膚炎の治療について」

時間 14:00-15:30 (1時間講演、30分質疑応答)

場所:松原図書館 集会室(2階)松原市田井城1-2-23

定員80名(予約不要)、参加費:無料

お問い合わせは、阪南中央病院 総務課 072-333-2100

講演者: 佐藤健二

 

詳しくは以下をご覧ください。
http://www.hannan-chuo-hsp.or.jp/kanren/class/class91.pdf

 

6月12日(日)アトピックの第16回アトピー性皮膚炎講演会(和歌山)
時間:午後1時―5時
場所:和歌山市男女共生推進センター 6階  TEl:073-432-4704
住所:和歌山市小人町29番地 あいあいセンター 定員153名(予約不要)