- このトピックは空です。
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金子弘子
ゲスト脱保湿がなぜよいのか
保湿剤の何がいけないのか
教えていただきたいです -
佐藤健二
ゲストステロイドを塗っている間に、皮膚は湿った環境に適応した皮膚になるようです。この状態では炎症が続きいつまでもよくなりません。良くなるためには皮膚を強制的に渇いた環境に置き、乾いた環境に適応した皮膚に作り替える必要があるようです。
保湿剤は皮膚をしめった状態に置きますので、保湿を継続させる働きを持つので、どのような保湿剤でも良くないわけです。
これは経験的に獲得された理論です。ステロイドを使用したことのない人が、皮膚の乾燥による痒みを抑えるために保湿剤を使用し、痒みを抑えることは良い治療です。ただし長期にわたると問題も生じます。
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金子
ゲストお返事ありがとうございます‼︎
皮膚を乾かすとなにが良いのでしょうか?
乾いた環境に適応する皮膚とはどうゆう仕組みですか?乾燥した肌はアルカリ性に傾き、
アルカリ性の肌は雑菌が繁殖しやすく
感染を起こしにくいと聞いたことが
あるのですがそれに関しては
どうなのでしょうか?あと、保湿剤はどれもだめなのは
保湿剤が油だからでしょうか?
原材料とかがいけないのでしょうか?
湿らせないような肌に水分を入れる保湿剤もだめでしょうか?
理由が知りたいです。
石油由来の保湿剤はよくダメと聞きますが
お医者様である先生の意見が知りたいです。本当は先生の病院に行きたいですが
遠方でなかなか行けず
脱保湿をしようと悩んでいますが怖いです。長文申し訳ありませんが
教えていただきたいです! -
金子
ゲストそして追加ですいません!
脱保湿は経験論とおっしゃっていますが、医学的根拠はないとゆうことでしょうか?
これも気になりました! -
佐藤健二
ゲスト1.「皮膚を乾かす」と皮膚が正常化するきっかけになるようです。
2.「乾いた環境に適応する皮膚とはどうゆう仕組みですか?」は分かりません。お腹の中の胎児は水に囲まれて生活していますが、生まれ出てくると周囲は大気です。生後数日で脱皮するように皮がめくれる現象は、皮膚が環境に適応しているのだと思います。詳しく文献を調べたわけではないですが。
3.乾燥させて正常jの皮膚にするために脱保湿をするので、皮膚が良くなれば酸性になって行くと思います。
4.保湿剤がどれもダメなのは以前にも書きましたが、皮膚を湿らすからです。
5.「湿らせないような肌に水分を入れる保湿剤」でもダメです。表面だけでなく皮膚全体が問題です。
6.石油由来であろうとなかろうと、湿らすものはダメです。
7.石油由来だから全てダメ、ではないと思います。例えばワセリンなどはかなり安全です。これは脱保湿と関係のない話です。脱保湿は、脱ステロイドと同じくらいしんどい治療ですので、一旦開始したら相当頑張る必要があると思いますよ。強い決心が必要なので気軽にはしない方がいいです。
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金子
ゲストお返事ありがとうございます!
1 肌を湿らせてはいけない、だから保湿剤もよくない、皮膚を乾かすと皮膚が正常化するきっかけになることや、脱保湿自体には医学的根拠や論文などはでているのでしょうか?
2ありがとうございます
3肌が弱酸性によくなるまでのあいだは、やはり感染とかはしやすいのでしょうか?佐藤先生の病院ではどういった対策とか感染したらどうしていますか?
4〜6ありがとうございます。
7ワセリンは安全だけど脱保湿という面から見ると保湿依存とかにもなるし湿らずからダメとゆうことでしょうか?
8先生の病院では脱保湿の治療を入院とかでもしているのでしょうか?その間入院期間は長くなりますが?教えていただきたいです🙇♀️🙇♀️
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よあこ
ゲスト金子さん
横から申し訳ありません。
先生の本【<新版>患者に学んだ成人型アトピー治療】はもう読まれましたか?
そこには脱ステ脱保湿の基本的な取り組みや原理?について詳細に書かれています。
また、日常の脱ステ脱保湿中の疑問点や理由、解決法については、こちらのTOPページにあるHP【元気が出る徳子の部屋】もおすすめです。
徳子さんが、とてもわかりやすく解説されていたり、とまりぎの情報をまとめてくださったりしています。
こういう場合はどうしたらいいの?は、そこを読んでいると大抵解決しますよ。ご参考になれば幸いです。
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金子
ゲストよあこさま
コメントありがとうございます。
本もよんでみますが、先生からの上記の返答を頂きたいとおもっています。 -
佐藤健二
ゲスト1.「皮膚を乾かすと皮膚が正常化するきっかけになる」メカニズムはわかりません。学会の方針に反対する内容を研究する人はいませんね。論文は「南 宏典 他、重症成人型アトピー性皮膚炎患者のステロイド外用剤離脱、皮膚 1996;38:440-447」
3.感染はしやすいですね。運動をして体力を付けることとシャワーの頻度を工夫することです。病室内やベッドを清潔にするようにすることもその一つでしょうか。
7.その通りです。
8.脱保湿入院も勿論あります。保湿を中止すると酷くなられる方はたくさんおられます。入院すると外用ステロイドと保湿は全面的に止めていただきます。入院される方はステロイドだけ止める方、ステロイドと保湿を同時に止める方、保湿だけを止める方、まれにはプロトピックを止める方もおられます。それぞれについて統計を取っていませんので入院期間の長短のデータはありません。大きな差はないようです。入院期間の平均は50日ほどです。
他に質問があれば、<新版>患者に学んだ成人型アトピー治療 難治化アトピー性皮膚炎の脱ステロイド・脱保湿療法、つげ書房新社、2015年、佐藤健二 をお読みください。 -
金子
ゲストありがとうございます!!
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