ステロイドの止め方について

[ゆう子]

昨日この交流掲示板に送信したのですが、載っていないので、再送信させて頂きます。

類天疱瘡で、明石市の病院に転院した者です。
その節はお世話になりました。

現在、通院で、プレドニン内服しています。
それと、佐藤先生から頂いたアズノールとリンデロン4:1混合軟膏を塗っています。

ステロイド軟膏の止め方について、質問させて下さい。
調べましたところ、
①1〜2週間、キレイになるまで塗る。
②急に止めずに、1日おき、2日おき、と塗る間隔を空け、徐々に減らしていく。

これで良いのでしょうか？

それとも、このatopicのサイトで、見たことのある「間欠外用」の方が良いでしょうか？

間欠外用とは、どのような方法でしょうか？

ずっと知りたかったのですが、調べてもわかりませんでした。

お忙しいところを、申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

[佐藤健二]

ステロイド外用の必要な疾患の場合は主治医の指示に従ってください。ステロイド軟膏を止めるのは①、②で良いです。②が間欠外用です。

[ゆう子]

ありがとうございます。

① ステロイド軟膏の止め方は、急に止めるより、間欠外用の方が良いのは、プレドニン内服している場合も、同様ですか？

② 過去のこの掲示板で、
「ゆっくり止めるのが良い。
プロアクティブ療法と似ているが、違う点は、プロアクティブ療法は、湿疹が悪化しない状態を続けること。
ゆっくり止める方法（漸減法）は、外用を止めた後、しばらく悪化させた後に少しステロイドを塗る。
これを繰り返し、徐々に外用間隔を開けていく。」
と書いておられました。

この「漸減法」と「間欠外用」の使い分けがわからなくて、申し訳ありませんが、教えて頂けますでしょうか。

[佐藤健二]

①そうです。
②外用間隔が3日ならば皮疹の悪化はないが、間隔を5日にしたら悪化してきた、というように考えてください。前者はプロアクティブ療法で、後が脱ステのための漸減法です。間欠外用は漸減法の中の一つの方法です。外用量を少しずつ減らすのも漸減法の一つです。

[ゆう子]

よくわかりました。

お忙しい中、教えて下さり、本当にありがとうございます。