脱ステロイド、脱保湿、脱プロトピック療法 を行っている佐藤健二先生のブログ
Header

Information for TSW/NMT sufferers

阪南中央病院で脱ステロイド・脱保湿を希望する外国人患者へのお知らせ

 

アトピックのホームページの中にある

INFORMATION FOR TSW/NMT SUFFERERS

TITOLES OF CONTENT

https://atopic.info/

をご覧ください。

 

日本政府は、日本の医療保険を持たない患者に対して、日本の医療制度で請求する医療費より多くを請求しないように指示しています。阪南中央病院はその指示に従っています。日本の医療保険を持っている患者の支払いが少ない理由は、医療保険で7割が支払われるからです。高額医療制度を利用すると支払いは更に易くなります。

 

このお知らせを公表するまでには、病院事務、アトピックのお世話係などに大変お世話になりました。

第53回アトピ-性皮膚炎講演会にご参加の皆様。

お忙しい時に多数ご参加いただきありがとうございました。アトピー性皮膚炎の標準治療について色々な問題のあることを知っていただけたと思います。お話の内容をじっくり考えていただいてよりよりアトピー治療につなげていただければと思います。

久しぶりの対面式の講演会で参加していただけるか少し不安でしたが会場がほとんど満員になっていたようで大変うれしく思います。またたくさんの質問をしていただき話す方も元気が出ていました。

講演会の後の懇親会も多数ご参加いただき大変盛り上がっておりました。ぜひ今後もご参加いただき、知識を広め、友人を多く作っていただきたいと思います。

講演会ではボランティアさんが色々面倒を見てくださったおかげで、進行が大変スムーズに行えました。記してお礼申し上げます。お疲れ様でした。

佐藤健二

非ステロイド喘息治療薬230201 Non steroid asthma medication

 

  1. β2刺激薬 β2stimulators

サルブタモール硫酸塩 salbutamol sulfate

ベネトリン Venetlin  4mgx3回/日

サルタノール Sultanol

プロカテロール塩酸塩水和物 procaterol hydrochloride

メプチン Meptin 50μgTx1-2回/日

エアー、キッドエアー、スイングヘラー

Air, kid air, swinghaler

ツロブテロール tulobuterol

ホクナリン Hokunalin

ドライシロップ、 テープ 1日1回2mg

クレンブテロール clenbuterol hydrochloride

スピロペント Spiropent 20μgTx2回/日

サルメテロールキシナホ酸塩 salmeterol xinafoate

セレベント Serevent 50μg 1日2回

2.テオフィリン薬 theophylline

テオドール Theodur 100mg x 2回

テオドール Theolong 200mg x 1回

アミノフィリン aminophylline

ネオフィリン Neophyllin 100mg x 3回/日

点滴

プロキシフィリン proxyphylline

モノフィリン Monophyllin 100mg x 2回/日

3.抗コリン薬 anticholinergics

チオトロピウム臭化物水和物 tiotropium bromide hydrate

スピリーバ Spiriva 1日1回2吸入 inhale

グリコピロニウム臭化物 glycopyrronium bromide

シーブリ Seebri (inhalation capsule)

4.ロイコトリエン拮抗薬 leukotriene receptor antagonist

プランルカスト水和物 pranlukast hydrate

オノン Onon 112.5mg 2capx2回/日

プランルカストPranlukast

ペリオスチンと治療薬候補CP4715について(速報)

ペリオスチンについて  2023年1月10日 SAGA TV NEWS
佐賀大学医学部分子生命科学講座 からの発表。

この講座の研究グループが以前に発表した内容は
2012年6月1日にペリオスチンによるアトピー性皮膚炎の慢性化 (saga-u.ac.jp) で
「本研究グループは、ペリオスチンというタンパク質がアトピー性皮膚炎の慢性化の原因となっていることを明らかにしました。アトピー性皮膚炎患者では、インターロイキン4や13という炎症性メディエーターの刺激により、ペリオスチンが大量に産生されて皮膚組織に沈着します。沈着したペリオスチンは表皮細胞を刺激して、炎症を引き起こす別のメデイエーターを産生するため、さらに炎症が継続します。このように、いったんペリオスチンが産生されて組織に沈着すると、体外からの刺激とは無関係に体内で炎症を継続するサイクルが回転することになります。これが、アトピー性皮膚炎の慢性化につながっています」と示しています。
これだと一旦症状が始まるととどまる所を知らず悪化していきます。しかし、人間のアトピー性皮膚炎は自然治癒するものなのです。また、慢性化する理由はステロイド外用によることが脱ステロイド治療によって示されていますので現実に人間で起っていることとかけ離れた考えのように思えます。
今回の発表では「アトピー性皮膚炎の強いかゆみの原因の一つについて、タンパク質のペリオスチンだと突き止めたということです。」とニュースでは伝えています。また、教授の話として、「原因は多様なので万能ではないが、基礎的な研究を進め安全性を確認し、薬として承認されることを目指したい」と伝えています。ペリオスチンのような炎症サイトカインを産生するものは痒みを起こす可能性があるので痒み誘発物質ではあるでしょう。しかし、CP4715は抗血栓剤として開発されており、これを投与すれば少しの掻破で何時までも出血が続くということになり、アトピーの治療薬としては成り立ち得ない可能性が強いでしょう。

脱ステロイド・脱保湿療法の記述がベトナム語にも翻訳していただけそうです。ありがたいことです。最近、アトピー性皮膚炎に対して脱ステロイド・非ステロイド治療を希望されるベトナム人の患者さんが急に増えていますので、ベトナム語に翻訳していただくと大変助かります。

#脱ステロイド、非ステロイド、脱保湿

#ベトナム