脱ステロイド、脱保湿、脱プロトピック療法 を行っている佐藤健二先生のブログ
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Author Archives: 佐藤 健二

非ステロイド喘息治療薬

2月 1st, 2023 | Posted by 佐藤 健二 in 未分類 - (0 Comments)

非ステロイド喘息治療薬230201 Non steroid asthma medication

 

  1. β2刺激薬 β2stimulators

サルブタモール硫酸塩 salbutamol sulfate

ベネトリン Venetlin  4mgx3回/日

サルタノール Sultanol

プロカテロール塩酸塩水和物 procaterol hydrochloride

メプチン Meptin 50μgTx1-2回/日

エアー、キッドエアー、スイングヘラー

Air, kid air, swinghaler

ツロブテロール tulobuterol

ホクナリン Hokunalin

ドライシロップ、 テープ 1日1回2mg

クレンブテロール clenbuterol hydrochloride

スピロペント Spiropent 20μgTx2回/日

サルメテロールキシナホ酸塩 salmeterol xinafoate

セレベント Serevent 50μg 1日2回

2.テオフィリン薬 theophylline

テオドール Theodur 100mg x 2回

テオドール Theolong 200mg x 1回

アミノフィリン aminophylline

ネオフィリン Neophyllin 100mg x 3回/日

点滴

プロキシフィリン proxyphylline

モノフィリン Monophyllin 100mg x 2回/日

3.抗コリン薬 anticholinergics

チオトロピウム臭化物水和物 tiotropium bromide hydrate

スピリーバ Spiriva 1日1回2吸入 inhale

グリコピロニウム臭化物 glycopyrronium bromide

シーブリ Seebri (inhalation capsule)

4.ロイコトリエン拮抗薬 leukotriene receptor antagonist

プランルカスト水和物 pranlukast hydrate

オノン Onon 112.5mg 2capx2回/日

プランルカストPranlukast

ペリオスチンと治療薬候補CP4715について(速報)

ペリオスチンについて  2023年1月10日 SAGA TV NEWS
佐賀大学医学部分子生命科学講座 からの発表。

この講座の研究グループが以前に発表した内容は
2012年6月1日にペリオスチンによるアトピー性皮膚炎の慢性化 (saga-u.ac.jp) で
「本研究グループは、ペリオスチンというタンパク質がアトピー性皮膚炎の慢性化の原因となっていることを明らかにしました。アトピー性皮膚炎患者では、インターロイキン4や13という炎症性メディエーターの刺激により、ペリオスチンが大量に産生されて皮膚組織に沈着します。沈着したペリオスチンは表皮細胞を刺激して、炎症を引き起こす別のメデイエーターを産生するため、さらに炎症が継続します。このように、いったんペリオスチンが産生されて組織に沈着すると、体外からの刺激とは無関係に体内で炎症を継続するサイクルが回転することになります。これが、アトピー性皮膚炎の慢性化につながっています」と示しています。
これだと一旦症状が始まるととどまる所を知らず悪化していきます。しかし、人間のアトピー性皮膚炎は自然治癒するものなのです。また、慢性化する理由はステロイド外用によることが脱ステロイド治療によって示されていますので現実に人間で起っていることとかけ離れた考えのように思えます。
今回の発表では「アトピー性皮膚炎の強いかゆみの原因の一つについて、タンパク質のペリオスチンだと突き止めたということです。」とニュースでは伝えています。また、教授の話として、「原因は多様なので万能ではないが、基礎的な研究を進め安全性を確認し、薬として承認されることを目指したい」と伝えています。ペリオスチンのような炎症サイトカインを産生するものは痒みを起こす可能性があるので痒み誘発物質ではあるでしょう。しかし、CP4715は抗血栓剤として開発されており、これを投与すれば少しの掻破で何時までも出血が続くということになり、アトピーの治療薬としては成り立ち得ない可能性が強いでしょう。

シンガポールでもステロイド離脱症状の公報

12月 18th, 2022 | Posted by 佐藤 健二 in 学会 - (0 Comments)

皆様

イギリス、カナダに次ぎ、シンガポールでも政府機関によって、外用ステロイドによる副作用として「外用ステロイド離脱症状」が認められ始めました。
下記のURLを開いてみてください。
https://www.hsa.gov.sg/announcements/safety-alert/topical-corticosteroids-and-risk-of-topical-steroid-withdrawal

#ステロイド依存

#脱ステロイド

#外用ステロイド離脱

【atopic講演会50回記念 オンライン祝賀会のご案内】
atopicは2022年9月に50回目の講演会を開催することができました。
これを記念しましてオンライン祝賀会を開催いたします。
お久しぶりの皆さんも、先生方とお話しながら、一緒にお祝いしてくださいませんか♪
皆様のご参加、お待ちしております。
開催日時:2023年1月8日(日) 16時~18時予定
場所:オンライン
定員:100名(スタッフ含む)
対象:下記いずれかの先生の受診歴のある方※乳幼児患者の場合は家族を含む
(佐藤健二先生、佐藤美津子先生、藤澤重樹先生、水口聡子先生、藤澤大輔先生、山中健志郎先生)
内容:先生方のミニ講話と交流会(上記の先生)
申込:QRコードもしくはURLでアクセスし、説明文を必ずご確認のうえ記入・送信して下さい。
申込開始:12月8日19時
※参加費は無料ですが、通信費・ご用意いただく飲み物等は各自の負担です
主催:atopic (治らないアトピ-性皮膚炎に対する脱ステロイド・脱プロトピック・脱保湿を広げる会)
代表者:遠藤円香 お問合せ:atopic.info@gmail.com  https://atopic.info/
後援:佐藤小児科 大阪府堺市堀上町123 072-281-0215

大きな流れ2022.12.4

12月 4th, 2022 | Posted by 佐藤 健二 in 学会 - (0 Comments)

脱ステ忌避の大きな流れ

2022.12.4

最近目立つ皮膚科関連製薬企業の宣伝は、アトピー性皮膚炎に対する生物学的製剤のオンパレードである。

歴史的に見てみよう。ステロイド外用治療が1954年から始まった。炎症を劇的に軽快させた。更に効果を早めようと作用を強くした製剤が次々と開発された。これでアトピー性皮膚炎の治療は解決すると期待された。しかし、病像が変り、成人期になっても治らない症例が出現増加した。

アトピー性皮膚炎の原因がアレルギーであるとの発想から、外用免疫抑制剤(プロトピック)が開発され、内服免疫抑制剤(ネオーラル)の適応が拡大され、アトピー性皮膚炎でも使用可能となった。しかし、患者の増加は防げず、更に患者が増えた。2007-2008年に実施した日本皮膚科学会の調査では、思春期から壮年にかけて患者が増えている。皮膚科医は、この成人型アトピー性皮膚炎患者の増加が何で起っているかをまず考え無ければならない。そして、その結論に従って、増加を減らすためには何をすべきかについて考えるべきである。

日本皮膚科学会は、患者数増加の原因について、患者が訴える治療薬の副作用原因説(ステロイドが悪化の原因であるとの考え)は全く考慮せず、この考えを聞くことを忌避している。逆に、外用面積に対する外用量をFTU(finger tip unit)に従って外用することと、プロアクチブ治療方法を広めることによってステロイドの外用量を増やすこと勧めている。

ステロイド、免疫抑制剤、保湿剤の外用を中止することによって成人型のアトピー性皮膚炎が消えることは私達が証明している。脱ステロイド・脱保湿療法で成人型アトピー性皮膚炎患者が良くなることを客観的な事実として見ようとせず、忌避し、事実の広まることを妨害している。このようなときに生物学的製剤がアトピー性皮膚炎に対して開発され保険適応となった。

製薬企業は、皮膚科学会の治療方針では今後も患者数が増えることが予想され、新しい発想の治療方針であるため高額商品として販売できると考えており、鎬(しのぎ)を削って開発に邁進している。学会首脳陣は、製薬企業のこの動きに乗り、ステロイド問題を解決できると考え、大々的な宣伝の片棒を担いでいる。ステロイドを止めるために新しい薬を利用することは可能性としてはあり得る。しかし、多くの生物学的製剤の使用にはステロイドや保湿剤との併用が義務づけられている。保険適応になって余り時間は経っていないが、すでに旨く行かないこと(アトピー性皮膚炎患者増加を解決すること)は明らかになり始めている。高額のために治療を続けることが出来ないことや、効果が持続しないことなどである。外用剤については保湿依存の問題を解決することができず、元々効果は余り期待できない。ステロイドや保湿剤の外用を止める治療を含まない治療はステロイド依存の問題と保湿依存の問題に突き当たり旨くいかなくなる。そして、残念だが、今後は重大な副作用の出現が予想される。

世界の皮膚科学会は、脱ステロイド・脱保湿療法を忌避せず直視し、アトピー性皮膚炎の治療を、ステロイドを可能な限り使用しない方法で再構築するべきである。

#脱ステロイド・脱保湿療法

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#ステロイド依存

#脱ステ忌避