脱ステロイド、脱保湿、脱プロトピック療法 を行っている佐藤健二先生のブログ
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アトピックの第51回アトピー性皮膚炎(in 名古屋)が中日新聞に載りました。私達の主張を控えめに表現されています。ご一読ください。

非ステロイド喘息治療薬230201 Non steroid asthma medication

 

  1. β2刺激薬 β2stimulators

サルブタモール硫酸塩 salbutamol sulfate

ベネトリン Venetlin  4mgx3回/日

サルタノール Sultanol

プロカテロール塩酸塩水和物 procaterol hydrochloride

メプチン Meptin 50μgTx1-2回/日

エアー、キッドエアー、スイングヘラー

Air, kid air, swinghaler

ツロブテロール tulobuterol

ホクナリン Hokunalin

ドライシロップ、 テープ 1日1回2mg

クレンブテロール clenbuterol hydrochloride

スピロペント Spiropent 20μgTx2回/日

サルメテロールキシナホ酸塩 salmeterol xinafoate

セレベント Serevent 50μg 1日2回

2.テオフィリン薬 theophylline

テオドール Theodur 100mg x 2回

テオドール Theolong 200mg x 1回

アミノフィリン aminophylline

ネオフィリン Neophyllin 100mg x 3回/日

点滴

プロキシフィリン proxyphylline

モノフィリン Monophyllin 100mg x 2回/日

3.抗コリン薬 anticholinergics

チオトロピウム臭化物水和物 tiotropium bromide hydrate

スピリーバ Spiriva 1日1回2吸入 inhale

グリコピロニウム臭化物 glycopyrronium bromide

シーブリ Seebri (inhalation capsule)

4.ロイコトリエン拮抗薬 leukotriene receptor antagonist

プランルカスト水和物 pranlukast hydrate

オノン Onon 112.5mg 2capx2回/日

プランルカストPranlukast

ペリオスチンと治療薬候補CP4715について(速報)

ペリオスチンについて  2023年1月10日 SAGA TV NEWS
佐賀大学医学部分子生命科学講座 からの発表。

この講座の研究グループが以前に発表した内容は
2012年6月1日にペリオスチンによるアトピー性皮膚炎の慢性化 (saga-u.ac.jp) で
「本研究グループは、ペリオスチンというタンパク質がアトピー性皮膚炎の慢性化の原因となっていることを明らかにしました。アトピー性皮膚炎患者では、インターロイキン4や13という炎症性メディエーターの刺激により、ペリオスチンが大量に産生されて皮膚組織に沈着します。沈着したペリオスチンは表皮細胞を刺激して、炎症を引き起こす別のメデイエーターを産生するため、さらに炎症が継続します。このように、いったんペリオスチンが産生されて組織に沈着すると、体外からの刺激とは無関係に体内で炎症を継続するサイクルが回転することになります。これが、アトピー性皮膚炎の慢性化につながっています」と示しています。
これだと一旦症状が始まるととどまる所を知らず悪化していきます。しかし、人間のアトピー性皮膚炎は自然治癒するものなのです。また、慢性化する理由はステロイド外用によることが脱ステロイド治療によって示されていますので現実に人間で起っていることとかけ離れた考えのように思えます。
今回の発表では「アトピー性皮膚炎の強いかゆみの原因の一つについて、タンパク質のペリオスチンだと突き止めたということです。」とニュースでは伝えています。また、教授の話として、「原因は多様なので万能ではないが、基礎的な研究を進め安全性を確認し、薬として承認されることを目指したい」と伝えています。ペリオスチンのような炎症サイトカインを産生するものは痒みを起こす可能性があるので痒み誘発物質ではあるでしょう。しかし、CP4715は抗血栓剤として開発されており、これを投与すれば少しの掻破で何時までも出血が続くということになり、アトピーの治療薬としては成り立ち得ない可能性が強いでしょう。

皆様

イギリス、カナダに次ぎ、シンガポールでも政府機関によって、外用ステロイドによる副作用として「外用ステロイド離脱症状」が認められ始めました。
下記のURLを開いてみてください。
https://www.hsa.gov.sg/announcements/safety-alert/topical-corticosteroids-and-risk-of-topical-steroid-withdrawal

#ステロイド依存

#脱ステロイド

#外用ステロイド離脱

【atopic講演会50回記念 オンライン祝賀会のご案内】
atopicは2022年9月に50回目の講演会を開催することができました。
これを記念しましてオンライン祝賀会を開催いたします。
お久しぶりの皆さんも、先生方とお話しながら、一緒にお祝いしてくださいませんか♪
皆様のご参加、お待ちしております。
開催日時:2023年1月8日(日) 16時~18時予定
場所:オンライン
定員:100名(スタッフ含む)
対象:下記いずれかの先生の受診歴のある方※乳幼児患者の場合は家族を含む
(佐藤健二先生、佐藤美津子先生、藤澤重樹先生、水口聡子先生、藤澤大輔先生、山中健志郎先生)
内容:先生方のミニ講話と交流会(上記の先生)
申込:QRコードもしくはURLでアクセスし、説明文を必ずご確認のうえ記入・送信して下さい。
申込開始:12月8日19時
※参加費は無料ですが、通信費・ご用意いただく飲み物等は各自の負担です
主催:atopic (治らないアトピ-性皮膚炎に対する脱ステロイド・脱プロトピック・脱保湿を広げる会)
代表者:遠藤円香 お問合せ:atopic.info@gmail.com  https://atopic.info/
後援:佐藤小児科 大阪府堺市堀上町123 072-281-0215