脱ステロイド、脱保湿、脱プロトピック療法 を行っている佐藤健二先生のブログ
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皆様

仙台講演会のご報告です。ご一読ください。

 嵐のライブがあるため、新幹線やホテルの予約が取りにくかった。その勢いに負けて閑散とした講演会になるのは嫌だなと危惧していたが、開けてみると60名を越すほどの参加を得た。Koさんを初めとした仙台のあとぴっ子育児の会「くじらぐも」の人々の宣伝活動のおかげで、たくさんの人々に参加していただけた。感謝感謝。講演者にとっては初めての開催場所で、3人とも少し迷って到着が遅れた。それでも何とかEさんと北海道から駆けつけてくれたKaさん、地元のAさん、そして勿論Koさんなど(お名前の知らない人がいました)のおかげでほぼ時間通りに開催することができた。子供さんが多くなることがわかっていたので、会場の後ろにガラス張りの部屋がありそこで聴講していただいた。だから、会場には子どもの泣き声はまったくなく、話はよく伝わった。
 今回の講演の幼小児編は、佐藤美津子が30分、佐藤健二と水口先生が各15分を受け持った。後2者の話はこれまでに無いものであった。演題はそれぞれ、「赤ちゃん・子供のアトピーは自然に治ります」、「入院する赤ちゃんの問題点」、「こんなに違う!ステロイドを『塗らなかった赤ちゃん』と『塗った赤ちゃん』」であった。成人編は佐藤健二と水口先生が担当で、それぞれ「治らないアトピーになぜ脱ステロイド・脱保湿?」、「脱ステ中の色々な経過と脱ステが成功するには」と題した講演であった。
 体験談は、Kさんが3歳の子どもさんの脱ステの経過を話された。淡々とした口調のなかにしっかりとした観察眼をお持ちの様子が伺われた。成人体験談はSさんが担当された。非常にわかりやすい話であった。
 質疑応答では、乳幼児編ではやはり、乳児期からの保湿の問題と脱保湿の質問があった。成人編では脱ステロイドの時期や脱ステ後に調子が良くても再発する可能性などの質問があった。ホットな議論であった。
 懇親会は16名もの参加があった。そのうち5人が阪南中央病院入院経験者。ほとんどが非常にきれいになっていて、アトピーがあるとはわからないほど。話は盛り上がり、盛り上がりすぎて時間が過ぎ、追い出される感じになってしまった。
 今回も大成功であった。

岐阜での第31回アトピック講演会を報告させていただきます。

 会場はたくさんの車が無料で駐車できる広い駐車場を持ったすばらしいもので、部屋も広く多くの椅子を出せゆったり座ることができました。乳幼児編と成人編の二部制で、第一部が終わるとかなりの人が入れ替わりました。合計100人くらいの人が参加されたようです。岐阜講演会を準備いただいたYさんやOsさんのご家族などのご努力のおかげです。講演会のチラシも広範に配布していただきました。ありがとうございます。

 乳幼児編では佐藤美津子先生がアトピー性皮膚炎は自然に治ることと食物を食べることの重要性について、藤澤重樹先生が文献とご自身のデータからステロイドを使わないほうが予後がいいことを話されました。患者体験談ではYさんが話された医者との間の苦労話、Osさんの食事を食べさせる苦労談、お二方に共通の結論「ステロイドを使わないでがんばるご家族はたくさんいるので友達の輪を作ることの重要性」が話されました。時間は短かったですが質疑応答は活発でした。主として目を掻く時の対処方法についてでした。

 成人編は佐藤健二が脱ステロイドにおける脱保湿の重要性と最近問題になっている経皮感作と乳児からの保湿の問題について話しました。水口先生はわかりやすい絵を基に脱ステロイドの経過とステロイドに対する立場の違いによる経過の評価の違いについて話されました。成人の体験談では信じにくい脱保湿の重要性の話と脱ステロイドをしても良くなることをNさんが、つい最近の入院の体験をOさんが、特に脱保湿の不思議を話してくださいました。時間が無かったため成人の質疑応答はできませんでしたが、会場外でいくつかの質問を受けました。

 司会はもう一人のOnさんがうまくおこなってくださいました。Kさんがわざわざ東京から応援に駆けつけてくださいました。その他、Sさんやお名前は出しませんが何人かの方が応援に来てくださいました。この方々の応援があってはじめて講演会がうまくできたと思います。ありがとうございます。

 31回も大成功だったと思います。オーガナイズしてくださったEさん、ご苦労様でした。

 懇親会へは20名ほどが参加しました。おいしい料理でした。話は大変盛り上がりました。

皆様

2015年6月21日に岐阜羽島でアトピックの講演会が開催されます。多数ご参加ください。

日時: 2015年6月21日 13:15-16-40 (開場13:00)
場所: 羽島市文化センター 401大会議室A
参加費: 無料(講演会のみ)
内容: 乳幼児患者編  講師 藤澤重樹先生 佐藤美津子先生 患者体験談 質疑応答
    成人患者編   講師 佐藤健二 水口聡子先生 患者体験談 質疑応答

懇親会: 講演会終了後 懇親会は実費負担です。

奈良講演会のご報告

2015年02月11日 | Posted by 佐藤 健二 in 講演会 - (0 Comments)

皆様

 申し訳ございません。仕事が立て込んでおりましたので、遅くなってしまいましたが奈良講演会のご報告をさせていただきます。。

 講演会の日は寒く、朝から雨が降っており、広報活動も十分できていなかったのでどうなることかと心配しておりました。おまけに、集合時間も私が変なお伝えをして混乱しそうでした。しかし、会場の職員の方のお計らいで、待ち合わせのためにわざわざ暖房の効いた一室を提供くださり(無料)、資料の整理など準備がとどこおりなくできました。会場も、前使用者が早く終わり椅子や机の配置も職員の方が手際よく行ってくれました。驚くべきことに、授乳スペースを作りたいと言ったら、パーティションを無償で貸してくれたり、極め付きは、スクリーンとして壁を利用してスライドを映す予定だったのですが、急遽、より見やすいスクリーンを無償で貸しますと言って使用させてくださったことです。こんなに面倒を見てくれた会場は初めてです(ビックリ)。多くの患者さんがお手伝いに来てくださったこともあり、準備は滞りなくできました。
 講演会が始まる頃には雨もやみ日が射していました。おかげで乳幼児編のときと成人編のときとで40名を超える参加がありました。ゆったりと座っていただけたと思います。また、キッズスペースでも遊んでいただけました。
 乳幼児編の講演会はいつものように順調に進みました。乳幼児の患者体験談はアトピーとの大変なバトルの紹介でした。実に感激です。聴衆の心に深く浸みこんだことでしょう。
 第1部と第2部の間を少し長く取り、個別相談の時間を設けました。講演等が少し遅れたため十分な時間は取れませんでしたが、いくつかの個別相談は行っていただけたと思います。
 成人編の講演もいつも通り進みました。成人体験談では、「とまり木」で行われているような患者同士の活動や情報の交換が患者にとっては治療上も非常に有効であることが話されました。
 今回の試みとして、質疑応答時間を少しでも有効に使うために、よくある質問を講演の最後にQ&Aで話していただきました。今後もしばらくは続けてみたいと思っております。
 奈良講演会には標準治療を行うと思われるお医者さんが一人参加されておられました。標準治療を行われるお医者さんでもやはり気になって参加されたのでしょう。このような講演会や署名運動の成果のように思います。また、脱ステロイドを勉強したいと思っておられるお医者さんも一人参加してくださいました。ありがたいことです。
 今回の講演会は広報活動が十分にできず不安でしたが、お手伝いに来てくださった方が多く、この人々のおかげで講演会を旨く運営することができ、講演会は成功したと思います。本当にありがたいことです。今後の講演会でも、広報の困難性や、時によればお手伝いの人の不足も考えられます。このような事態の対処方法を真剣に考える必要があると思います。
 講演会の後、近くの料理店で懇親会を行いました。大人11人と子ども一人の参加でした。わいわいと楽しく語り合うことができました。値段の割りに料理も多く出てきました(うれしい)。
 皆様、本当にありがとうございました。

佐藤健二

皆様

アトピックのほうから以下の発表がありました。転載いたします。奮ってご参加ください。

**************第30回アトピー性皮膚炎講演会in奈良******************

・脱ステロイド療法・脱保湿療法+様々な視点で 治療に取り組む医師と患者による体験談を聞いてみよう!
・治りにくい「アトピー性皮膚炎」とは何か?「脱ステロイド・脱保湿療法」とは? 「乳児アトピーと食は?」 幼児~大人までを対象とする「アトピー性皮膚炎」についての講演です。

■講師のテーマとプロフィール (講演順に掲載)
【乳幼児患者向け】
1.佐藤美津子(大阪・佐藤小児科)「アトピーの赤ちゃんは自然に治ります」※著書『ステロイドにNO!を 赤ちゃん・子どものアトピー治療』(子どもの未来社)
2.藤澤重樹(東京・藤澤皮膚科) 「ステロイドはなぜいけないのか? エビデンスから解るその理由」※著書『9割の医者が知らない正しいアトピーの治し方』(永岡書店)
【成人患者向け】
1.佐藤健二(大阪・阪南中央病院)「難治アトピーに脱ステロイド・脱プロトピック・脱保湿」 ※著書『患者に学んだ成人型アトピー治療、脱ステロイド・脱保湿療法』(つげ書房新社)
2.水口聡子(埼玉・こうのす共生病院/上尾二ッ宮クリニック) 「現在の脱ステ現場から:脱ステロイドを成功させる為に何が必要か」
(注)当日になってテーマが変更になる可能性もございます。ご了承ください。

■日時:2015年2月8日(日)
〇乳幼児患者編[13:30(13:15開場)~15:15]
〇成人患者編 [15:35(15:15開場)~17:00]
(共に講演、患者体験談、質疑応答)

■場所:やまと会議室 5F大会議室 〒630-8213 奈良市登大路町36番地
 http://yamatobill.jp/company.html#map1
 〇近鉄奈良駅から100mほどのところ。  商工会議所東隣り、裁判所西隣り

■参加費:無料 定員:80名(会場にて先着順) 事前申し込み不要です。
(※どなたでもご自由に参加していただけます)
※講演会終了後、場所を移して懇親会を予定しています。(飲食代のみ実費) 先生方や私たち脱ステ経験者と直に話したい方は、是非参加ください。 (詳細は場所が確定次第mixiのイベント、atopicHPで掲載します)

■主催:atopic 責任者:遠藤円香
■お問い合わせ先:atopic.info@gmail.com
■後援:佐藤小児科TEL:072-281-0215