脱ステロイド、脱保湿、脱プロトピック療法 を行っている佐藤健二先生のブログ
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第34回香川講演会報告

2016年03月21日 | Posted by 佐藤 健二 in 講演会 - (0 Comments)

 すばらしい快晴の日(3/20)に、美しい瀬戸の海の見えるすばらしい会場でアトピックの香川講演会を開くことができました。事前の準備は現地近くの、アトピっ子をお持ちのお母さん方が中心になって行なってくださいました。まったくスムーズな講演会でした。お世話いただいた皆様、本当にありがとうございます。広島から駆けつけてくださった方もいます。

 ご参加いただいた人々は、広い会場にゆったりお座りいただけました。高松市の人口構成からすると多くの方にご来場いただきました。お子さんずれの参加者が少なかったのはすばらしい日和の続く連休の真ん中に開催したことが大きな要因と少し残念に思いました。

 講演の内容は、佐藤美津子と佐藤健二はいつもの通りで、前者は「赤ちゃんのアトピーは自然に治ります」、後者は「入院する赤ちゃんの問題点」と「治らないアトピーになぜ脱ステロイド・脱保湿?」です。藤澤先生は、いつも通り「子どもの湿疹こそステロイドを使うな」と新しく「歴史と先住民族から学ぶアトピー脱却法」を話してくださいました。藤澤先生のお話はいつも新しく楽しいものです。

 体験談は子どもの部でお一人、成人の部でお一人にお願いいたしました。やはり、体験談は参加された方の心を揺さぶるものがあるようです。また、お話はわかりやすいものでした。

 質疑応答は少し少なかったです。質疑応答用の時間も少なかったですが。

 関東から皮膚科医がお一人参加されました。周りにどんどん広げていただければと思います。

 懇親会は楽しく行なわれました。お子様ずれのお母さんが多かったので二次会はありませんでした。

 香川の講演会も大成功でした。

 2016.3.21 佐藤健二

33回那覇講演会報告

2015年11月23日 | Posted by 佐藤 健二 in 講演会 - (0 Comments)

皆様

第33回アトピック講演会 in 那覇を報告させていただきます。

 那覇空港で飛行機を降りた。沖縄はまだ暖かい。半袖で十分である。沖縄の人はゆったり生活しておられる感じを受けた。車もゆったり。大阪の人間にとっては「早よ行かんか!」と言いたくなるほど。

 沖縄県青年会館に着くと、早速「中山の間」を見に行った。施設のご好意で、予定より前から部屋を空けていただき講演会の準備をすることができた。プロジェクターとコンピューターをつないだり、椅子の配置を整えているとき、ぽつんと1家族が座って講演会の開始を待っておられた。今日は参加者が少ないのかなと不安であった。しかし、何と何と講演会の始まる13:30には満員となり、更に参加者が増え、余分の椅子を無料でお借りして追加対応をした。結局40-50人ほどが参加された(那覇市の人口32万人からすると大変多い参加である)。広報を行なってくださったHさんやSaさん始め皆様のおかげです。感謝感謝。当日のお手伝いは、いちいちお名前は挙げませんが、広島、大阪などからも多数応援に来てくださった。Saさんの現地のお友達も助けてくださった。沖縄いる方も来てくださった。応援者で溢れていた。沖縄県の人々の暖かさがこういう形で現れるのかなと思った。

 今回、特記すべきは、Akさんの口利きで彼の友人の方が色々講演会の成功のために働いてくださった。「裸足ランニングクラブ沖縄」代表の砂川氏が沖縄タイムズ紙に記事をのせてくださった。そして、沖縄徳洲会病院の渡辺先生、I先生、As先生にご参加をいただいた。おまけに、沖縄での脱ステロイド治療を担っていただけるとのことである。渡辺先生はMEC療法という、ユニークなダイエット法を拡げる活動をされている。

 初めの挨拶とアトピックの紹介ではパワーポイントがうまく動かずアトピック遠藤さんに大変な迷惑をかけた。佐藤健二がPPTを使いきれない未熟さからの失敗である。次回までにもう少し上手に使えるようにする予定。

 司会は滋賀から来られたTさんにお願いした。落ち着いていて、聴衆に良い印象を与えた。講演は佐藤健二が「ガイドラインは今?」「入院する赤ちゃんの問題点」「治らないアトピーになぜ脱ステロイド・脱保湿」を、佐藤美津子が「赤ちゃん・子どものアトピーは自然に治ります」を、水口聡子先生が「こんなに違う!ステロイドを塗らなかった赤ちゃんと塗った赤ちゃん」「脱ステ中のいろいろな経過と脱ステが成功するには」を話した。「ガイドラインは今?」では、ガイドラインは今年末か来年早々に出てくること、これまでの内容と基本的には変わらないこと、プロアクティブ療法・保湿を多く使用すること・免疫抑制剤使用を勧める内容などであり、この点では更に悪くなった印象がある。今回のガイドライン作成の責任者の京都府立医大加藤教授の「患者によく話をすること」は少し改善であろう。しかし、増え続ける成人期での「アトピー性皮膚炎」患者減にはつながらない事などを話した。他の演者の内容はいつも通りを更に詳しく話された。

 成人患者体験談は大阪から駆けつけてくださったSiさんが担当された。ゆっくりと力強く入院の経過を話された。聴衆はよくわかったと思う。乳幼児の体験談は遠藤さんがひき受けてくれた。いつも通り雄弁。

 質疑応答の時間はごく少なかったが活発な質問が出された。その後の個別相談にも多くの方が参加された。

 懇親会は総勢19名でワイワイと騒いた。その様子はフェイスブックなどに写真が出ている。料理もおいしかった。

 遠いところでの講演会であったが、いろいろな意味で大成功であった。更に活動を広げるエネルギーをもらった。がんばるぞー!

皆様

近づいてきましたので再度、掲示いたします。

アトピックの第33回アトピー性皮膚炎講演会を沖縄の那覇で行ないます。多数ご参加ください。

日時: 2015年11月22日(日)13:00-16:30
場所: 沖縄県青年会館 3F 中山の間

http://www.okiseikan.or.jp/

〒900-0033 沖縄県那覇市久米2-15-23
人数: 40名(どなたでも参加できます)
参加費: 無料
アクセス(空港より)
・バス 那覇バスターミナル下車、徒歩10分(220円)
・モノレール 旭橋駅下車、徒歩5分(230円
・タクシー 約10分(約1000円)

懇親会(有料):講演会終了後、近くで懇親会を開きます(実費)。医師や経験者と膝を突き合わせて色々お話ができます。大変楽しくまた有益です。こちらへもぜひご参加ください。

第140回 阪南中央病院、健康教室で下記講演会を開きます。多数ご参加ください。お待ちいたしております。


2015年10月12日(祝)
14:00-15:30
ゆめニティまつばら 3階多目的ホール
アクセス:近鉄南大阪線、河内松原駅下車、駅前
演題:難治化アトピーを脱ステロイド・脱保湿で乗り切ろう
  米国皮膚科学会ではアトピー性皮膚炎に対するステロイド治療を標準治療と呼ばなくなりました。近々日本では新しいガイドラインを発表します。どの程度よくなるかは不明ですが、過去の過ちを克服する治療法を考えてみましょう。
演者:阪南中央病院皮膚科 佐藤健二
参加費:無料
定員:120名

皆様

アトピックの第33回アトピー性皮膚炎講演会を沖縄の那覇で行ないます。多数ご参加ください。

日時: 2015年11月22日(日)13:00-16:30
場所: 沖縄県青年会館 3F 中山の間
http://www.okiseikan.or.jp/
〒900-0033 沖縄県那覇市久米2-15-23
人数: 40名(どなたでも参加できます)
参加費: 無料
アクセス(空港より)
・バス 那覇バスターミナル下車、徒歩10分(220円)
・モノレール 旭橋駅下車、徒歩5分(230円
・タクシー 約10分(約1000円)

懇親会(有料):講演会終了後、近くで懇親会を開きます(実費)。医師や経験者と膝を突き合わせて色々お話ができます。大変楽しくまた有益です。こちらへもぜひご参加ください。